ニセコは入れ食いイブニング

室蘭へ二日続けて通う途中、貫別川・長流川・洞爺湖が美味しそうにしていましたが、やはり気になるのが大型の虹鱒がヒットしはじめたニセコだ。前日の夜も昆布川に架かる橋の上にはヒゲナガのカーペットが出来上がっており、惜別の儀式のお手伝いの途中も夕刻のメインイベントの事で一杯であった。勿論、斎場の裏のサーフポイントの肩サイズのパーフエクトウエイブも気になっていたが、ボードを積んでいないのだから唾を飲むだけで十分であった。帰り道中古のロングボードが25000円、衝動買いしそうになったが元プロサーフアーとしては、まだまだロングは許せなかった。ニセコエリアに着くと素晴らしい夕景、喪服のままの釣りは今期二度目さらにスペイロッドふとイギリスの釣りが判る気がした。しかし忙しい釣りであった。ヒゲナガのスーパーハッチ結局3本に留まったが、他の川の誘惑をかわし戻って来た私への尻別川からのご褒美に思えた。釣りの最中気が付かぬうちに読経していた、般若心経の後半の川を渡る部分がスペイのリズムと流速が合致し、尻別川の胎内の曼荼羅の一部として私は頬を濡らしていた。
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夕 暮 れ の ラ ジ オ が が が と 夏 の 歌
by stream-navi | 2005-06-18 13:34
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