我が家のカメラ事情

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最近というか昨年の春からデジタル一眼にシフトして以来、僕は銀塩カメラをないがしろにして来た。そのせいか氷点下二桁の条件下で使おうかな〜デジタルのカメラのバックアップ用にカメラバックに一式詰め込んだまま車に乗せてあったんです。ところが不思議な事に何処を探しても見当たらない。どうやらニセコに移り住んでから車に鍵をかけない癖が災いしたようでやられてしまったみたいだ!犬ぞりの大会の時は扉も開けっ放しだったからね!マイナス20度用の羽毛の寝袋2つとアトラスのスノーシューが同じく何処を探しても出てこない。カメラバックにはオートフォーカスのNIKON F4とF801、アナログのFEをマシンガン連写仕様にした物が入っていたんです。
先日、モシリの犬ぞり大会に出向く途中の生家に立ち寄り父からカメラを一台借りようとバックを覗くと(父は俳句の有名な先生で、角川書店とかにもスカンジナビアを始めとした北方圏の暮らしをインサイドレポートするワイルドライターもしているんです。)キャノン派のはずなのに一台古いNIKONが入っていた!すかさず聞くと長野の信濃毎日新聞の記者をしていたお弟子さんの形見だそうだ。そのカメラは高校生の頃欲しくてたまらなかったNIKONのハイエンド機のF2Aだった。当時他社に比べアマチュア向けにカメラをリリースしていなかったNIKONは写真部全員の憧れであった。ベトナム戦でも活躍したNIKONのアナログハイエンド機はいつか手にしたい物だったんです。そんな話を父にして、遂に僕の物になった久しぶりにカメラを枕の下に入れて眠ったら。ラアスカの犬ぞりレースをスノーモービルで移動しながら撮影する夢を見た。
父からなんでプロカメラマンにならなかったんだと、また聞かれたせいかもしれない。
by stream-navi | 2006-04-06 10:39
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